土地取引の目安となる2026年の地価調査の結果が公表されました。住宅地の平均は岩手県全体では3年連続で下落した一方、盛岡市は12年連続で上昇しています。
県は9月15日、2026年7月1日時点での県内の土地の価格を公表しました。
住宅地の県内の平均価格は1平方メートル当たり2万6800円で、前の年から0.7%下がり、3年連続の下落となりました。
調査に当たった不動産鑑定士によりますと、建築費と金利の上昇で住宅地の需要が減少し下落の幅が拡大したということです。
住宅地の最高価格は盛岡市本宮3丁目で、1平方メートル当たり10万7000円でした。
上昇率が最も高かったのは盛岡市永井18地割の5.1%でした。
永井地区の価格が上昇している背景には、岩手飯岡駅やきたぎんボールパークなど施設が充実し利便性が高いことがあげられるということです。
一方で下落率が最も大きかったのは、大槌町吉里吉里1丁目の4.3%で、山林火災の影響で土砂災害のリスクが生じたためだということです。
また、商業地の平均価格は1平方メートル当たり4万5900円で、前の年から0.9%下がりました。
33年連続の下落となりましたが、外国人観光客の増加を見越したホテルの建設もあり、県全体の下落幅に縮小傾向がみられるとしています。
商業地の県内最高価格は盛岡駅前通で1平方メートル当たり33万6000円、前の年からの上昇率も9.4%と最も高くなりました。
