深刻な水不足が広がる佐世保市では、南部地区の減圧給水に加え、市北部の鹿町町や小佐々町でも渇水レベルを引き上げ、節水を呼びかけています。
こちらは、佐世保市鹿町町の船ノ村簡水です。
KTN記者
「こちらの水源では湧き水を取水していますが、水の勢いは弱く不安定になっています」
この地区では湧き水を浄化し、水道水として使っていますが、少雨で地下水が残り取水量が不安定になっています。
そこで、佐世保市水道局は9月11日、船ノ村簡水を利用する68世帯の渇水レベルを「4」に引き上げ、自主節水を呼び掛けています。
また、小佐々地区のつづらダムでは、少雨で急速な貯水率低下が見込まれることから、約2300世帯に対し、渇水レベルを「3」に引き上げました。
水不足の影響は農業用水にも広がっています。
KTN記者
「佐世保市里美町の農業用ため池です。干上がり、水の量はごくわずかとなっています」
里美町の郷美谷ため池は約30万トンの農業用水を蓄える、市内最大のため池です。
9月11日時点の貯水率が1%と、深刻な貯水率の低下は開会中の市議会でも取り上げられました。
市水道局は、10月に入ると少雨傾向になりさらに厳しい状況になると見ていて、状況によっては減圧給水のエリアを広げるなど給水制限を強化する可能性があるとしています。
佐世保市と大村市のダムの貯水率です。
15日午後4時時点で佐世保市の南部水系の下の原ダムは59.5%となっています。
大村市では萱瀬ダムの貯水率が38.3%となっています。
