松江市の島根原子力発電所で地震や火災などの緊急事態に備え、総合防災訓練が行われました。
訓練は、松江市で震度5弱を観測する地震が発生した影響で運転中の島根原発2号機が外部電源を失い、非常用電源のみで運転を継続する事態を想定して行われ、所員など合わせて約330人が参加しました。
訓練では発電所内の緊急時対策所に対策本部を立ち上げ状況を把握し、原子炉を手動で停止させる手順などを確認しました。
そして、場内の複数の設備で相次いで発生した火災に中国電力と松江市の消防車両が出動して、消火栓や貯水槽からホースで給水し消火する手順などを確かめました。
中国電力 島根原子力本部・井田裕一副本部長:
あす、定期事業者検査の最終検査ということで、しっかり確実に調整運転の2号機の状態を確認していきたい。
こういった訓練を通して実装に移して安全運転につなげていきたい。
2026年2月から運転再開後、初めての定期検査が実施されていた島根原発2号機では8月19日に発電を再開し、9月16日に最終検査が終わり次第、営業運転が再開される予定です。
訓練は午後5時まで行われ、中国電力は今後、原子力規制委員会に結果を報告します。
