民事裁判をスムーズに進めるため、法改正を見据えた本格的な議論が始まります。
平口法務大臣はきょう開かれた法制審議会の総会で、民事裁判のルールを定めた民事訴訟制度の見直しを諮問しました。
平口法務大臣:
民事訴訟の複雑困難化や証拠の収集等の実情等を踏まえると見直しを行う必要があると考えています。
今の制度では証拠集めに時間がかかることによる裁判の長期化や、訴えたい相手の名前や住所がわからないという理由で訴えを取り下げる人がいるなどといった問題が指摘されていました。
そこで法制審では、当事者が証拠を集めやすい仕組み作りや、裁判所が被告の情報について調査する制度の導入などが検討されるということです。
一方、当事者の秘密を保護する観点から、裁判所に提出された証拠を第三者に開示しないよう制限する仕組みの導入も検討される予定です。
見直しの内容次第では、国家賠償訴訟で証拠提出される捜査機関の取り調べ映像の公開が制限される可能性があります。
