7か月後に迫った札幌市長選挙に向け、9月12日、自民党の推薦候補者がようやく決まりました。
ほかの候補者に比べ出遅れた原因は、党内のドタバタでした。
「さらに気を引き締めて様々な方にご同意、ご推挙、そしてご支援いただけるよう、粉骨砕身やってまいりたい」(自民党市議会議員 伴良隆さん〈48〉)
2027年春の札幌市長選に向け9月12日、市議会議員の伴良隆さんが自民党の推薦候補者に決まりました。
東京出身、48歳の伴さんは国会議員秘書などを経て2011年に北区から札幌市議会議員に初当選。現在4期目です。
晴れやかな表情を浮かべる伴さんと札連執行部ですが、選考過程は混乱しました。
「(有権者の)自民党への大きな期待感を私自身責任の重みを感じている」(自民党衆議院議員 今洋佑さん〈43〉)
自民党の候補者には3人が名乗りを上げていました。
当初、本命視されていたのが衆議院議員で札幌生まれの今洋佑さん。
2026年2月の衆院選挙で比例・北信越ブロックから当選し、加藤貴弘議員と中村裕之議員が推薦人となり準備を進めてきましたが、比例代表の議席の重みを考えたなどとして突然、選考を辞退しました。
これで市議会議員の伴さんと藤田稔人さんの一騎打ちになったと思いきや、投票の際に誰も書かない「白票」を認めることが決定。
場合によっては「該当者なし」となる展開となり、中村議員が陳謝する事態になりました。
「(今さん)本人も相当その気になった時期もあったわけですけれども、最終的に詰めが甘くてですね、本当に申し訳ございません」(自民党 中村裕之衆議院議員)
そして9月12日の投票。
選考委員27人から18票を獲得したのは伴さん。藤田さんは5票で、白票は4票でした。
「伴候補者がどのような行動を取るか。きちんと手を携えてやっていきたい」(自民党札連 三上洋右会長)
「(Q:白票4票あったことについては?)それぞれの意思を尊重したい」(伴良隆さん)
札幌市長選は、このほかIT企業経営の入沢拓也さん、前衆議院議員の荒井優さんと三つ巴の構図となりそうです。
市民の心をつかむのは誰なのでしょうか。
