岩屋毅前外務大臣は、沖縄県知事選で辺野古移設容認派の古謝玄太氏が勝利したことについて、14日、自身のフェイスブックで、「今なお辺野古移設に対する根強い反対論があることも事実です。そのことを決して軽く見るべきではない」との考えを示しました。
古謝氏は、経済振興策を前面に打ち出す戦略が奏功して勝利する一方、米軍普天間基地の辺野古移設を容認する立場を示しています。
岩屋氏は、選挙戦について、「結果は想像以上の大差となった」とした上で「古謝氏が経済や物価、県民所得など、県民生活に直結する課題を前面に掲げたことが、幅広い支持につながったのではないか」と分析しました。
また、「少なくとも基地問題だけで知事を選ぶのではなく、国との協調も含め、普天間飛行場の危険性除去と返還を具体的に前に進めてほしいという県民の思いが、これまで以上に強く表れたのではないか」と指摘しました。
一方、落選した玉城デニー氏に対し、「ご健闘を讃えたい」とした上で、「立場が異なるからこそ対話を続けることが大切だという思いに今も変わりはありません」と述べました。
その上で、現政権に対し、「今後、新しい知事と十分に意思疎通を図ることはもちろん、辺野古移設に反対する県民の声にも引き続き真摯に耳を傾けながら、沖縄の基地負担の軽減と普天間飛行場の返還に向けて、着実に道筋をつけていってもらいたい」と注文を付けました。
