「球界の御意見番」として『喝!』そして『あっぱれ!』の言葉でもお茶の間を沸かせてきた野球解説者の張本勲さんが9日午後5時ごろ、都内の病院で亡くなった。86歳だった。
プロ野球の『巨人』や『ロッテ』などで23年間活躍し、『安打製造機』という異名もついた。

プロ野球で史上初めて、3000本安打の偉業も達成している。
さらに、7度の首位打者など、数多くの大記録も打ち立てた。
ドジャースの山本由伸選手(28)は日本時間10日の試合後に「野球界の大先輩ですし、本当にすごい記録を作られた方。びっくりしましたね」と語った。
張本さんと同い年で、『巨人』でチームメートだった“盟友”王貞治さん(86)は「彼は本当に元気で“頑丈”っていう言葉が一番ふさわしいタイプでね。最後のお別れをしていないのは残念なんだけど、静かに休んでほしいね。お互いにライバル視して『頑張ろう』というのがあったので、それがお互いに成績にもプラスになってるし、選手寿命も伸びたね。胸を張って天国行ってほしいね」とコメントした。

2026年7月に開催された「サントリードリームマッチ」に張本さんは代打で出場していた。
上原浩治さん(51)が投げたボールを驚いた表情で見送ると“これは無理”とばかりに手を振ってベンチに引き上げ、会場を盛り上げていた。
このとき対戦した上原さんは「まさかそれが最後の対戦になるとは思ってもいませんでした。本当に寂しいです。時には厳しく、時には愛情を持って選手たちに言葉をかけ続けてこられた姿が、とても印象に残っています。これからも空の上から、野球界にたくさんの『あっぱれ!』を、そして時には『喝!』を入れてください」とコメントした。

