日本から約1万4000キロ離れた南極から授業です。南極の昭和基地と高松市の高校を衛星回線で結ぶ授業が行われました。講師を務めたのは観測隊員です。
高松市の高松高校の1年生約280人が参加した「南極教室」。スクリーンに登場したのは。
「私は南極観測隊の山田です。今日はご参加いただきありがとうございます」
第67次南極地域観測隊の山田健太郎隊員(32)です。山田隊員は、高松高校を2012年に卒業したOBで、2025年12月から南極の昭和基地で気象観測を行っています。
この「南極教室」は、2004年から全国の学校などで行われていて、高松高校での開催は今回が初めてです。山田隊員は昭和基地内のオンラインツアーを行い、広い風呂場があることやキャベツやキュウリといった生野菜を栽培している部屋があることを紹介しました。
生徒からは様々な質問が寄せられ、基地内にバーやカラオケがあることや、ほかの国の基地の隊員と交流するイベントがあることなど意外な生活ぶりも明らかにしました。
(生徒は…)
「(基地の中でも)防寒着を着ていると思っていたが、軽装でいいというのが意外だった。(山田隊員は)すごく偉大だと思った。自分もたくさん勉強して そういう存在になれたら」
(第67次南極地域観測隊 山田健太郎隊員)
「和気あいあいとして聞きたいことを 率直に聞いてくれたのが印象的だった。意欲的に参加してくれるのはありがたい。このような機会をつくって良かった」
山田さんは2027年1月まで南極で任務にあたり、3月下旬に帰国する予定だということです。
