アメリカで最も権威のある医学賞「ラスカー賞」に日本の研究者4人が選ばれたことを受けて、木原官房長官は10日午後の記者会見で、「我が国の研究者による優れた創薬研究の成果が世界的に権威のある賞において高く評価されたことは誠に喜ばしく、大変意義深いものである」と祝意を表しました。
ラスカー財団は9日、今年の受賞者を発表し、基礎医学部門に筑波大学の柳沢正史教授、臨床医学部門に中外製薬の服部有宏元参与、北沢剛久参与、井川智之研究本部長の3人が選ばれました。日本人の受賞は2014年以来12年ぶりです。
今回の受賞について木原長官は、「我が国が長年にわたり積み上げてきた基礎研究の水準の高さを世界に示すものであり、今後の医学・医療分野のさらなる発展に大きな励みになるもの」と強調しました。
また、「政府としては、創薬・先端医療というものを成長戦略の17の戦略分野の一つに位置づけ、我が国の強みでもある基礎研究を一層強化するとともに、その成果を着実に実用化へとつなげる創薬エコシステムの構築に取り組んでいる」と説明し、「我が国の創薬力の向上に向けて、官民一体となって取り組んでいく」との考えを示しました。
