列島各地で10日の朝は今シーズン1番の肌寒さとなり、東京は日中も10月並みの気温になりました。
この急な気温の変化で、街では“温かいもの”を求めて多くの人でにぎわいました。
10日朝の東京都心では、長袖や秋物ジャケットを着る多くの人たちの姿が見られました。
関東では広い範囲で今シーズンで一番気温が下がり、東京都心は最低気温が17.7度と10月並みの肌寒い気温となりました。
昼になっても気温は上がらず、最高気温は22.5度。
札幌の23.7度を下回りました。
東京・新宿区では「カーディガンみたいな。8時くらいに出たときは結構曇ってて肌寒っと思って長袖。脱げるように羽織りものがいいかなと思って」といった声が聞かれました。
10日、韓国旅行から帰ってきたという人は「帰って来たら寒くてびっくりした。行くときは暑かった。寒くてびっくりしました。僕は中半袖で、もっと暑いかなと思ってたんですけど、寒かったのでいま上着着させてもらって」と話しました。
9日の31.3度から一転して肌寒い1日となる中、都内の商店街ではアツアツのおでん売り場の前に行列ができていました。
味のしみ込んだ大根にはんぺん、そして卵。
多くの人たちが求めていたのはアツアツのおでんです。
商店街を訪れていた人たちからは「夏暑かったじゃないですか。きょうは涼しいですし、チャンスという感じで」「天気予報見てきょうは寒いと聞いていたので、ちょっと寒いからおでん食べたくなったのかな。昆布、ウインナー巻き、こんにゃく、白滝、ボール、ちくわですね」などといった声が聞かれました。
一方、各地で降り続いた記録的な大雨。
西日本などでは10日も雨が。
大阪でも9日に引き続き雨が降るなど、列島各地では秋の長雨が続いています。
この長雨は生活にも影響を及ぼしています。
10日、千葉・浦安市のコインランドリーでは次々とタオルや衣類を洗濯機に入れる人の姿が見られました。
利用客たちは「しばらく雨が続いていて、自宅のベランダだと洗濯物が乾かない。子ども2人と夫と私の4人家族なので、2日くらいたまってしまうと生活に支障が出る」「ことし長いですよね。変な天気も多いし、急に夕方からも降ったりするので、ジメッと湿っぽくなるので短時間で乾いて持って帰ると家の中もスッキリ、というところでは非常に便利」と話しました。
こちらのコインランドリーでは取材中に6台中4台の洗濯機が稼働。
特に乾燥機の利用客が多く、ここ1週間、通常の2倍以上に増えているといいます。
株式会社ウォッシュプラス広報部・大田紀子さん:
これまで過去にない傾向なので、やはり長雨の影響なのかなというふうに感じています。中でも乾燥機の売り上げが突出して増えているという感じです。先週と今週の比較も(乾燥機の)ご利用が倍になっている。
長雨や急な気温の低下となる中で利用客からは「早く晴れてほしいなっていうのが正直なところで、お布団とかラグとかそういう物を洗っていきたい時期ではあるんですけど、なかなか天気が晴れないので本当困ってますね」といった切実な声が聞かれました。
10日夜から11日にかけては前線が北上し、関東・近畿・東海では雨となる予想です。
これまでに大雨となった地域では少しの雨でも土砂災害などが発生する恐れがあり、警戒が必要です。
