アメリカのトランプ大統領は9日、秋の中間選挙を前に共和党の党大会で演説し、「私が出馬しているつもりで投票してほしい」と述べ、共和党が上下両院で勝利した場合、成人市民に5000ドル(約77万円)を支給すると打ち出しました。
与党・共和党の党大会が9日テキサス州ダラスで始まりました。
共和党が中間選挙を前に党大会を開くのは今回が初めてです。
演説でトランプ大統領は、「私が出馬しているつもりで投票してほしい」と述べた上で「もし我々が負ければ、国境も減税措置も、そして安全も富も失う」と強調しました。
そのうえで今回の選挙で上下両院で共和党が勝利すれば、成人市民に5000ドルを支給すると打ち出しました。
また、民主党が勝利すれば「国が立ち直るまでに10年もかかる。それは悲劇だ」と述べたほか、「彼らが勝てば、史上初めて共産主義者の会派に議会を支配される」と主張するなど、対決姿勢を鮮明にしました。
一方、イランとの戦争については、「11月3日の選挙の直後、非常に早く終わる」との見通しを示しました。
また、イラン中部ナタンズ近郊のウラン濃縮施設があるピックアックス山について「わずかな活動」があるとして、追加攻撃の可能性も示唆しました。
さらに、「アメリカはホルムズ海峡を支配している」と主張し、「ホルムズ海峡を『トランプ海峡』と呼ぶべきだ。
そのうち発表する」と述べ、会場を沸かせました。
アメリカメディアは、今回の党大会について、トランプ支持層を固める色合いが強いと伝えていますが、開催地テキサスでも共和党候補が苦戦するなか、激戦州での勝利につなげられるのかが焦点です。
