9月9日は「救急の日」です。AEDを使って人命救助を行った会社に若林消防署が感謝状を送りました。救助にあたった従業員は「迷いはなかった」と当時を振り返りました。
「救急の日」の9日、若林消防署が感謝状を贈ったのは仙台市若林区に本社を置く鈴木工業です。
業務部長の赤間裕さんは、今年5月、近くの会社の従業員が心肺停止状態となった時、AEDを持って駆けつけ、応急手当を行いました。
鈴木工業 赤間裕さん
「周りも緊張しているところではありましたので、そこをどれだけ冷静にできるかというところが大事だったかなと思っております」
その日、近くの会社からAEDを持ってきてほしいと要請を受けた赤間さん。100メートルほど離れた現場へAEDを持って走りました。
鈴木工業 赤間裕さん
「もう無我夢中で、まずは助けなくちゃということで」
赤間さんの勤める鈴木工業は20年ほど前からAEDを設置し、年に1回、使い方の研修会を行っていて、それが冷静な行動につながりました。
鈴木工業 赤間裕さん
「パッドを下と上に貼るというのは勉強しておりましたので、その知識は入っていたので、そのあたりはスムーズにできたかなと、迷いもなくできたかなと思います」
周りの従業員とも協力して心肺蘇生をしたことで、倒れた人は心拍が再開。後遺症もなく、社会復帰することができたといいます。
仙台市消防局は鈴木工業のようにAEDを活用して応急手当てに協力する事業所を認定・公表する制度を設けています。
8月末現在、1727の事業所が登録されています。
若林消防署警防課救急係 森脇周吾係長
「定期的な救命講習を受講していただくと、一人でも多く助けることができるんじゃないかなと思っております」
仙台市消防局は引き続き、制度への登録を呼びかけています。
