車が水没し1人が死亡した福島県いわき市のアンダーパスは、過去の雨量などから事前の通行止めの措置が取られなかったことがわかった。
いわき市の内田広之市長は9月9日朝、冠水事故があったアンダーパスを訪れ、水を川に排出するポンプ設備などを確認した。
このアンダーパスでは7日大雨により車2台が水没し、このうち1台に取り残された60代の女性が死亡した。
市によると、排水ポンプは稼働していたものの、排水先の川が増水するなどして適正に排水が行われなかった。
また、内田市長は大雨に伴って市内9カ所のアンダーパスを通行止めにしたものの、この現場については、過去の雨量や周辺の交通事情への配慮などから規制をかけなかったことを明らかにした。
内田市長は「規制のバーが下がってくるとか、赤灯ですね、赤いランプで目立つようにして通行止め自動的にするとか、そういった仕組みというのも、いろんな事例をまずは調べさせていただきまして、今後対応していきたいなと思っております」と述べた。
県内は前線や暖かく湿った空気の影響で大雨になる所がある予想で、気象台は「レベル4土砂災害危険警報」や「レベル3大雨警報」を発表する恐れがあるとしている。
