沼や水田などに育つミズアオイ。国と宮城県の準絶滅危惧種に指定されていて、夏から秋にかけて花を咲かせます。
西ノ入菜月アナウンサー
「宮城大学の水田の一部には、鮮やかな青い花『ミズアオイ』が咲いています…その中の一株、白い花が咲いています!こちら、突然変異で咲いた、非常に珍しい花なのだそうです」
通常、青紫の花を咲かせるミズアオイですが、8月31日、白い花のミズアオイが見つかりました。
およそ800株の中からわずか1株。非常に珍しい現象だそうです。
宮城大学食産業学群 齊藤秀幸助教
「いや、びっくりして足が震えました。私自身本当に図鑑でシロバナミズアオイを文字で見ただけでして」
齊藤助教は青い色素を生み出すアントシアニンを合成する遺伝子の組み合わせに、何らかの変異が生じたことで、白い花を咲かせたと分析しています。
珍しい現象はこれだけではありません。
こちらが7日に撮影された白いミズアオイ。
よく見てみると…濡れた花びらが透ける「ガラスの花」と呼ばれる現象が起きています。
これは花びらの細胞の隙間に水がしみ込み、乱反射が抑えられ起きるということですが、このほかにもその時の気候など、さまざまな条件がそろった時にだけ起きる学術的にも貴重な現象だそうです。
宮城大学食産業学群 齊藤秀幸助教
「せっかく見つかったシロバナですので増殖して、いろいろと身近に育てながら、性質なんかもいろいろと調べてみたいなって思っています」
齊藤助教は今回の現象を調べ、論文作成を目指したいとしています。
