「口腔ケア」が感染症の予防に大きく影響することが、広島大学の研究で明らかになりました。
この研究は、大学病院に1週間以上入院する20歳以上の患者およそ5000人を対象に実施。
患者がそれぞれ自分に合った口腔ケアのアドバイスを受けた後、毎日1日3回の歯みがきとマウスウォッシュを行うセルフケアを実践しました。
その結果、セルフケアを導入しなかった患者と比べて肺炎などの感染症の発症率が低くなったということです。
【広島大学病院 安達伸生病院長】
「大変有意義な研究だと思う。特に最近は医療費が高騰していて、感染症のみならず
歯科の予防という意味でも医療費削減にも大きく貢献すると思う」
このような患者参加型の取り組みは院内感染を防ぐだけでなく、患者の退院後の健康づくりにもつながると期待されています。また広島大学は地域との連携を加速させ、「セルフオーラルケア」の効果を他の医療機関でも検証していくとしています。
