先月14日の豪雨で甚大な被害を受けた千葉県では、きのう=6日夜からの大雨でまたも冠水などの被害が出ています。
大網白里市では、先月の豪雨で浸水被害が発生したのと全く同じ場所で、短期間に2度目の被害が発生。道路や駐車場が広範囲にわたって冠水しました。
7日放送の「旬感LIVE とれたてっ!」では、現地から坂元龍斗リポーターが被害の状況を報告しました。
■ コンビニの駐車場は「池のように…」車1台が水没
7日朝、大網白里市では、道路が冠水して複数の車が立ち往生している様子が確認されました。
坂元リポーターが中継した市内のコンビニエンスストアの前の歩道は「くるぶしの上まで浸かるほど冠水している」という状況です。
【坂元龍斗リポーター】「昨夜から雨が降り続いています。コンビニの駐車場は池のようになってしまっています。奥の田んぼとの境界が分からなくなっています」
駐車場には、利用客が置いていったとみられる車1台が水没し、動かなくなっていました。
■ 先月も駐車場が冠水
コンビニが浸水しないよう、スタッフが店舗前に箱を積み上げるなどして水の侵入を防ぐ作業に追われている様子も確認されました。
店内の電気はついているものの営業はしておらず、客も近づけない状態です。
このコンビニは先月の豪雨災害でも駐車場が冠水。
トラックが動かなくなったほか、店内にまで水が押し寄せ、スタッフが商品や棚を外に出す作業をしていました。
■ 「非常にショック」“おととい営業再開”のラーメン店主は落胆
コンビニの向かいにあるラーメン店も再び被害を受けました。
このラーメン店は先月の豪雨で営業ができない状態となり、店主が再開に向けて準備を進め、ようやく5日に営業を再開したばかりでした。
しかし、今回の浸水で再び営業ができない状況に追い込まれてしまいました。
店主は「非常にショックを受けている」と落胆を隠せません。
■ なぜ同じ場所でまた冠水・浸水?
なぜ同じ場所でまた冠水・浸水などの被害が起きるのか。
原因のひとつとみられるのが、現場付近を流れる用水路です。
用水路から水が溢れ、歩道や車道にまで流れ込んでいます。
行政によると、先月の豪雨被害を受けて、市と県で「河川や用水路を拡張する方針」について話し合いを始めた段階だったとのことです。
「こんなに短期間でまさか2回目が来るとは」という声が聞かれました。
■ 住民「ここまで水が来ることはいままでなかった」
この場所は低い土地ではあるものの、近隣住民からは「ここまで水が来ることはいままでなかったし、それが2回連続とは」と驚きの声が上がっているといいます。
一方、前回の豪雨と比較すると、水量はやや少なく、水没した車両も確認できた範囲では1台のみにとどまっています。
ただし、雨は前夜から降り続いており、依然として警戒が必要な状況です。
■ 千葉県は今後も大雨のおそれ
そのほか、勝浦市では、7日未明までの1時間で44.5ミリの大雨を観測。
先月の豪雨で死亡者が出た千葉市のアンダーパスでは、「レベル4 大雨危険警報」が出た時点で通行止めにすることが決まっていましたが、取り決め後すぐに適用されることとなりました。
千葉県は7日夜にかけ断続的に雨が降る見込みで、局地的に大雨となるおそれもあります。
すでに地盤が水を含み、用水路や河川の水位も高い状態が続いているとみられるため、少ない雨量でも再び冠水が発生するおそれがあります。
不要不急の外出を控えることを検討し、冠水した道路には車で進入しないよう十分注意してください。
(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年9月7日放送)
