小浜市和久里の自動車販売・整備業「豊和自動車整備」が、福井地裁敦賀支部から特別清算開始決定を受けたことが分かりました。
民間の調査会社・東京商工リサーチや帝国データバンクの福井支店によりますと、同社は1959年(昭和34年)に創業し、自動車修理や車検整備を主力に、新車・中古車の販売や保険代理業を手掛けていました。
個人客を中心に受注を取り込み、エコカー減税や補助金といった国の施策を追い風に、ピークとみられる2012年には年間約2億6600万円の売上を計上していました。
しかし、少子高齢化による買い替え需要の低迷や、高齢者が車を手放す動きなどから、個人客の整備や販売が伸び悩みました。
業績低迷や従業員の高齢化などを理由に廃業を視野に入れ、自動車整備と販売事業を廃止。2024年には売り上げが3300万円にまで落ち込み、700万円の赤字を計上しました。
その後は保険代理店として営業していましたが、2025年2月の株主総会の決議で解散し、今回の措置となりました。
負債は債権者3人に対し、6270万円です。
