豪雨から1週間が経ち復旧が進む一方、住民の頭を悩ませているのが水没して電気系統が損傷し動かなくなったマイカーの処理です。
富山県氷見市園地区では4日の午前10時ごろから自宅の車庫から一時、水没した車を運び出すレッカー作業が、立て続けに行われていました。
この地域では大雨の影響で腰の高さほどまで冠水し、駐車していた多くの車が水没したというこです。
*住民
「車は2台、2台とも水に浸った。月曜日に電話した。『みんな忙しい』と言われ、順番待ちという感じ」
Q何台目ですか?
*東自動車 前田隆幸さん
「3台目」
Qあと何台予定していますか?
*東自動車 前田隆幸さん
「5台」
車の回収作業を請け負っている高岡市のレッカー業者は大雨以降、回収の依頼が殺到し、4日は9台を運びました。
*東自動車 前田隆幸さん
「(依頼は)通常の何十倍。私は50台以上を運んだ。なるべく早く片付けられればいいと思う」
一時、水没した車は氷見市の車輌整備工場に運ばれました。
*リポート
「こちらに並んだ多くの車。今回の大雨の被害によって水没し、動けなくなったものです」
タイヤのホイールに挟まった木や土、ボディーも土で汚れてしまっています。
*JA氷見市車両整備課 大谷繁彦課長
「今でざっと70台くらい。この水没車両がまるまる増えた。まだ下にも10台くらい置いてある。置き場にも困っている」
水に浸った車は、外観上問題がなさそうな状態でも、感電事故や、電気系統のショート等による車両火災が発生するおそれがあり、修理は難しいと言います。
*JA氷見市車両整備課 大谷繁彦課長
「走れる車も一部はあると思うが、今回真水ではなく泥水の中に浸かった状態で、車は電子部品も沢山使っているので今問題なくてもこの先どんなトラブルが出てくるかそういうリスクを見越すと、再生ができない」
一方、生活の足として使っていた車が無くなったことで引き合いが高まっているのがレンタカーです。
*日産レンタカー富山 屋敷隆宏取締役
「通常だとこのスペースだと車が50台ほど停められるが、先週の土曜日日曜日で25~26台トータルで40台ほど代車でお渡しした」
現在、長期で貸出できる車はすべて出払い、再来週のシルバーウィークに向け新しい車両を導入するため前倒しの対応に追われています。
*日産レンタカー富山 屋敷隆宏取締役
「新しい車の発注を、通常だと(納期が)1カ月かかるところを、2週間で納入するよう先日手配した。落ち着くまでは1~2カ月はかかると考えているが、できるだけ対応する」
