9月4日に着工式が行われた、福島県只見町叶津の平石山に建設予定のトンネル。
「八十里越(はちじゅうりごえ)」で唯一完成していない最後のトンネルだ。
南会津建設事務所の木村豪さんは「八十里越の事業は半世紀近くやっている。残る最後の玄関なので、着工したことは喜ばしい」と語る。
「八十里越」とは、福島県只見町と新潟県三条市を結ぶ国道で、約40年前から工事が進められている。アクセス向上により交流促進などが期待される。
開通は2027年夏の予定だが、これはあくまで「暫定」だ。その理由は、周辺は険しい山に囲まれ冬の積雪は2mを超えることから雪崩のリスクが高く、そのためトンネルを通って安全に迂回する必要があるという。
雪崩の危険がある冬も通行を可能にするために欠かせないのが、今回のトンネル整備やスノーシェッドなどの対策だ。
南会津建設事務所の木村さんは「地元の皆さんの長年の期待に応えられるよう、一日も早い完成を目指し、全力で取り組んで参りたい」と語った。
“最後のトンネル”は、2年後に工事が完了する計画だ。
