台風と秋雨前線がもたらしている広い範囲での大雨。
関西では4日午後、紀伊半島で強い雨が降っています。
和歌山県では4日からあす=5日にかけ予想されている1時間雨量は多いところで北部で20ミリ、南部で40ミリに達する見通しです。
和歌山県南部・那智勝浦町の状況を中継で伝えました。
【関西テレビ・中西是登記者】「和歌山県那智勝浦町の海岸近くにいます。先ほどから雨足が強くなってきていまして、まさに叩きつけるように雨が降っています。
昨日(3日)からこちらで取材をしているんですが、3日はほとんど雨が降っていなかったのに比べて、今朝からはどんどん雨が強くなってきているという印象です。
一方で台風からは離れているため、風はあまり吹いていません。
雨が続いているため、週末から週明けにかけても土砂災害などに十分な警戒が必要です」
那智勝浦町は15年前の9月4日、豪雨災害で29人が犠牲になりました。
【中西記者】「遺族会の元代表は『明日から雨が強くなる予想なので、常に雨雲レーダーを見ていて、場合によっては家族を避難させることも考えている』と話していました。
また別の遺族の方は、『15年前は気象に関する情報が少なく、逃げ遅れてしまった人もいた、後悔の思いがあるだけに、こまめに情報をチェックして、早めの避難をして欲しいと呼びかけていました」
防災士の資格も持つ片平敦気象予報士は「紀伊半島水害の大雨を契機にして、例えば気象庁が特別警報というものを新たに作るなど、いろんな情報が整備されてきてるところですが、最後に使うのは住民の1人1人なので、正しく理解して早めの行動をとるようにしていただければと思います」と警戒を呼びかけました。
