陣痛が始まった妊婦を安全に産院まで送り届けるタクシーの普及に向け、運転手が妊婦の搬送についての知識や対応方法を学ぶ研修会が開かれました。
新潟県が開いたのは、妊婦を産院に送り届けるまでの正しい知識や対応方法を学ぶタクシー事業者向けの研修会で、9月3日は中越地域の5つのタクシー事業者から運転手11人が参加しました。
県内の分娩施設が減少する中、安心して出産できる環境をつくろうと、県は今年度、陣痛が始まった妊婦を事前登録したタクシー事業者が迅速に産院まで送り届ける『出産応援タクシー』の事業に取り組んでいます。
事業の普及促進のため開かれた研修会で、参加した運転手はお腹の部分に約10kgの重さがついたジャケットを着用し、妊婦が乗車する動きを体験するなどして必要な対応を学んでいました。
【タクシー運転手】
「妊婦さんの大変さも分かったし、見づらい箇所の足下やお腹周りなど実際に体験できたので、お客さんの気持ちが分かって勉強になった」
【県健康づくり支援課 小山真人 課長補佐】
「この研修に参加していただいて、(妊婦に対応できる)体制をつくっていただくことを考えている」
県は定期的に研修会を開き、取り組みに参加するタクシー事業者を増やしたい考えです。
