アメリカのバンス副大統領は3日、イランがホルムズ海峡で商船への攻撃を続ける限り、イランとの協議には応じない考えを示しました。
バンス副大統領:
トランプ大統領の立場は極めて明確だ。我々はイランと交渉しておらず、イランが商船への攻撃を止めない限り、今後も交渉するつもりはない。
バンス副大統領は3日、ホワイトハウスで記者団に対し、イランにホルムズ海峡での商船への攻撃を直ちにやめるよう要求しました。
そのうえで、攻撃が続く限りイランとの協議には応じない考えを示しました。
また、記者から11月の中間選挙までにイランとの戦闘が終結するのか問われると、「これを戦争とは呼ばない」と述べ、現在は大規模な戦闘が続いている状況ではないと強調しました。
一方で、戦闘がいつ終わるかについては「イランがいつ商船への攻撃をやめるかは分からない」として、具体的な見通しは示しませんでした。
ロイター通信は、アメリカ政府当局者の話としてバンス副大統領やルビオ国務長官ら政権高官が、11月の中間選挙を前にイランとの戦闘が再び激化する事態を避けたいと考えていると報じています。
イランによる攻撃が続けばアメリカが報復を迫られ、再び戦闘が激化する可能性もあり、中間選挙をにらみ事態の沈静化を図りたい政権にとって難しい対応が続くことになります。
