8月30日までの1週間で、福島県内で報告されたインフルエンザの感染者は1医療機関あたり「1.79」で、流行開始の目安となる「1.0」を上回った。2025年と比べると約1か月半早く、過去10年で最も早い“流行入り”となった。
■感染拡大を警戒
郡山市の医療機関「よりみち家庭医療クリニック」では、8月中旬から週に1人から2人がインフルエンザと診断されていて、今後さらなる感染拡大を警戒している。
遠藤翔太副院長は「関東・関西で流行が進んでいる。お盆の時期とかに、そっちに帰省していた方が発症するというケースがある」と話した。
■ワクチンは10月以降から
一方で、ワクチンの接種は例年通り10月以降から始まる予定だという。
よりみち家庭医療クリニックの遠藤副院長は「ワクチンは例年通り打っていただくほかないのかなと思う。基本的な感染症対策やっていただくことに尽きる。体調が悪いときはマスクを付けるとか、うがい手洗いしっかりしていただく。あと一番大事なのは、症状があるときに無理をして出勤したり、学校に行ったりしないということをお願いしたい」と話した。
■結核にも注意!
また遠藤副院長は「咳が2週間以上続く場合には、結核のことを考えなくてはいけない」と話し、別の感染症にも注意を呼びかけている。
よりみち家庭医療クリニックでは、2026年はこれまで4人が結核と診断されたという。
遠藤副院長は「早めに医療機関を受診していただいて、必要に応じてレントゲンを撮影するなどの対応をお願いしたい」と話した。
