宮内庁が上皇さまの意向を踏まえ、将来行われる葬儀について皇居・宮殿で催す方向で検討を進めていることが分かりました。
フジテレビ社会部・宮崎千歳皇室担当デスクが中継でお伝えします。
背景にあるのは、上皇さまの「国民生活への負担を減らしたい」という一貫したお気持ちです。
昭和天皇が亡くなった際には、一般の告別式にあたる「葬場殿の儀」が真冬に屋外の新宿御苑で行われました。
上皇さまは在位中から、ご自身の葬儀について、暑さや寒さに加え集中豪雨や竜巻など天気の急変から参列者を守る安全面、葬儀会場とすることで施設が一定期間利用できなくなるという国民生活への負担、また樹木を伐採するなど環境面、この3点を案じられていました。
その思いを受けて2013年に葬儀や陵墓の規模を縮小する方針がすでに示されていました。
上皇さまは現在92歳で12月に93歳を迎え、側近によりますと、体調に特に問題はなく、上皇后美智子さまとともに静かな毎日を送られています。
退位後は公的な活動から離れ、思いを発信することも控えられていて、宮内庁関係者によりますと、以前からのこうした一貫したお気持ちを踏まえ、「葬場殿の儀」を屋外ではなく、皇居・宮殿の中で行う方向で宮内庁内で検討が続いています。
こうした方針は天皇陛下や秋篠宮さまにも報告されているということです。
