ランチタイムの東京・神保町。
「とんかつ 九六喜」の前には女性客が。
店内は肉厚のとんかつにかぶりつくお客さんでいっぱいです。
客からは「おいしいです。やわらかいです。よくかんでおいしく食べさせてもらって」「一番おいしいと思います、とんかつで」といった声が聞かれました。
店特製のスパイスカレーに、特大のカツがのったカツカレーも人気メニュー。
客からは「とんかつ屋さんがやっているカレーで最高のカツカレーだと思ってます。うまいです、めっちゃうまいです。お値段もはるのでちょっと特別な」といった声が聞かれました。
店のこだわりはとんかつの主役、豚肉。
栃木県産のブランド豚、ヤシオポークを使っています。
とんかつ 九六喜・鈴木慶乃輔店主:
ヒレ肉のおいしさ、赤身のうまさを重視してヤシオポークという豚を使っています。育成方法、飼料、そういうものに全てこだわったと考えていただければいいと思います。うちで使ってる部位(特選ヒレ)は牛でいうシャトーブリアンという部分になります。
ブランド豚を低温でじっくりと揚げたとんかつは、とびきりやわらかい肉の食感とサクサクの衣が味わえ、客からは「とてもおいしいです。月1ぐらいで、きょうのお昼ぜいたくしたいなって時に来るようにしています。トリュフオイルと卵、これがまた濃厚で」といった声が聞かれました。
“月1のぜいたく”でブランド豚を楽しみにしているというこの男性は追加でトリュフオイルを注文。
味変を楽しめるのも魅力なんだとか。
一方で、店を悩ませていたのが仕入れ価格の高騰です。
とんかつ 九六喜・鈴木慶乃輔店主:
約2年営業して始まってますが、約2割はお肉の価格は上がっています。このまま価格を維持していくのは大変難しい状況ではあるんですけども、お客さまに喜んでいただきたく頑張っていきたいと思っています。
値上がり傾向が続く豚肉の価格。
スーパーなどで販売される豚肉の平均価格は約2年前には100g当たり250円台でしたが、8月には過去最高となる290円まで上昇しました。
スーパーの売り場では豚肉の値上がり傾向を受け、ある変化が起きていました。
ブランド豚を手に取る買い物客が続々と。
通常の国産豚が値上がりしたことで、ブランド豚との価格差が縮まっているというのです。
買い物客からは「ほんと値段変わらないですね。知らなかった」「(豚肉を)見ててあれ?と思って、(国産豚とブランド豚)どっちかなって思って。しょうが焼きとかお肉メインの時は(ブランド豚の)こっちを選ぶかもしれない」といった声が聞かれました。
ささやかなぜいたくにブランド豚を。
実際に、このスーパーでの通常の国産豚とブランド豚の価格差を見てみると、100g当たりの価格差は50円です。
買い物客からは「値段が近づいてきちゃってると、こっち(国産豚)を少なくしてブランド豚を増やすということも選択肢として考えるかな」「選ぶきっかけは増えそうな気がします」といった声が聞かれました。
店によると、ブランド豚は契約業者と一定期間同じ価格で取引するため、価格変動が少ないといいます。
アキダイ・秋葉弘道社長:
(Q.ブランド豚)お肉の相場が上がったとしても下がったとしても、ずっと一定の(価格で)仕入れられると。
豚肉高騰の中でブランド豚の注目度が上がる中、東京・銀座の茨城県のアンテナショップ「IBARAKI sense」では地元のブランド豚、常陸の輝きを堪能できるコース料理を提供しています。
「地元特産のブランド豚の知名度アップを図っていきたい」としています。
茨城県農林水産部 畜産課・矢口裕司課長補佐:
脂が甘くてしっとりしているので、みなさんに気に入っていただけると自信を持って品質は保証できると思ってます。
