県内では8月の雨の量が観測開始以降、最も少なくなりました。このまま雨不足が続けば伊万里市では水道の蛇口から出る水の量を少なくする「減圧給水」が来週7日からはじまる見込みです。
【リポーター】
「伊万里市木須町のため池です。ところどころ湿った部分やコケのようなものが露出しています。全体的に水位が下がっている、そんな印象です」
8月降った雨の量は佐賀市でわずか3ミリ。
県内はほとんどの地点で8月に降った雨の量が1890年の観測開始以降最も少なくなりました。
【リポーター】
「伊万里市大川町の井手口川ダムです。2日朝の貯水率は56.2パーセントで、去年の同じ時期と比べて6割程度にまで貯水率が落ち込んだということです」
1日県が公表した県内13のダムの貯水率は60.1パーセントと過去10年間の同時期平均を3割ほど下回りました。
こうした事態を受けて、伊万里市は8月28日渇水対策本部を設置。
9月7日から市内の一部、1万7千世帯を対象に蛇口から出る水の量を少なくする減圧給水の実施を検討しています。
【伊万里市上下水道部 青木健一郎部長】
「水道水の水がめとなる有田川や竜門ダムの水位が低下し、渇水、水が不足する状態になっています。降水量やその後の雨の予想などを考慮して延期できるのかは、実施日のギリギリまで検討します」
また、伊万里市の深浦弘信市長は2日の定例会見で、節水を呼び掛けました。
【伊万里市 深浦弘信市長】
「このまま(雨不足が)続くと給水制限を行わざるを得ないと思っています。ぜひとも水を切らさないで行くために進めていきたいと思いますので市民の皆さんには節水にご協力いただきたいと」
伊万里市によりますと、3日渇水対策本部の会議を開き減圧給水の実施について議論するとしています。
伊万里市民からは「回覧板やホームページで給水制限を知った」という声や「建物の3階以上に住んでいるので、水の出が心配」という声もありました。
