政府は去年放出した備蓄米のうち21万トン分を買い戻す方針です。コメ余りの影響で新米の価格低下も懸念される中、県内の農家からは対応の遅さや不安定な相場に不満の声が聞かれました。
【コメ・麦・大豆を栽培】
「そういう調整の仕方がもう本当に末端の農家の気持ちをわかっとらんもんね」
【イチゴ・コメを栽培】
「買い支えたって言われるとそれもちょっと農家からすると違うんじゃないかな、それを当てにやはり米作の方を考えていくってことは難しいんで」
政府は2日午後、コメの価格の安定などについて話し合う有識者会議を開きました。
去年産のコメ、21万トン分を備蓄米として買い戻す方針です。
去年、政府は、コメの供給不足や価格高騰などを受けて、あわせて59万トンの政府備蓄米を放出し価格の安定を図りました。
一方、コメの民間在庫は6月末時点で過去最大の243万トンまで膨らみ、価格が下がっていて、新米への影響も懸念されています。
佐賀市のコメ農家は対応の遅さを指摘します。
【コメ・麦・大豆を栽培】
「後手も後手、今になって20万トンぐらい買いますよという話をしとうばってんですね、価格の安定ばですね、下がらんごと、まあしてほしかばってん」
また、コメ以外をメインに育てる農家からも不安定なコメ相場に対する厳しい声が聞かれました。
【イチゴ・コメを栽培】
「(去年は)やっぱ米の方を頑張ったほうがいいんじゃないかって周りの方からも言われてたんですけど、(価格が)おととし並み、その前の年並みぐらいまで下がってくると田んぼの方は縮小できたら」
【アスパラガス・コメを栽培】
「売られてる米の値段が安いのが新米だっていうのはちょっときつい、(買い戻しをするの)だったらさっさとすればよかったのに」
