青森県や秋田県にレベル4大雨危険警報が発表され、冠水などの被害も確認されています。
青森県津軽では午前3時頃に線状降水帯が発生。
青森や北陸では3日にも再び大雨の恐れがあり、3日午後から4日午後まで24時間の降水量は多いところで、石川県と富山県では120ミリ、福井県では100ミリと予想されています。
さらに4日以降は関東などでも警報級の大雨が予想されています。
長い不安定な天候をもたらしているのは“居座る”とみられる台風と秋雨前線の影響だといいます。
片平敦気象予報士が、警戒すべき点などを解説しました。
■東北・北陸に大雨もたらしている秋雨前線が南下へ
現在、日本付近には南に台風18号と台風24号が、そして日本海から東北・北海道にかかる形で秋雨前線が存在しています。
【片平敦気象予報士】「先日北陸に大雨をもたらした秋雨前線これが今度は青森とか今北の方に現れてきて、こちらで大雨をもたらしているんですが、これがまた南の方へだんだん下がってくる見通しで警戒が必要なんです。
本当に北は北海道から南は沖縄まで、どこで起きてもおかしくない状況なので、特に来週にかけてそういった危険な時間体が続きますので気をつけていただきたいです」
■日本の南にある台風が前線に影響 秋雨前線の位置確認を
そして、日本の南にある2つの台風のうち台風24号のほうが心配だと指摘します。
台風24号は北上してきて、3日に沖縄のすぐ近くを通過、4日に九州の南西まで進むとみられます。
しかし、その先、九州から本州の方向に進むのではなく、5日も九州の南部あたりにあると予想されているのです。
台風24号が“居座る”ことによって、危険な気象条件が揃うことになるといいます。
【片平敦気象予報士】「どこに進むかはっきりわからないって思っておいたほうがいいかと思います。
西日本・東日本“縦断コース”っていう形ではないので、安心かというとそういうわけじゃなくて、台風による湿った空気が流れ込む。“居座り台風”のせいで秋雨前線がずっと活発化した状態が何日も続くと、それが非常に危険な状況です。
台風の位置そのものよりも、秋雨前線の大雨がどこにあるか、それをしっかりと確認していただきたい状況です」
■3日間で“1カ月~1カ月半分”の降水量になる恐れも
これから3日にかけては北海道や東北で、4日にかけては東北から九州南部までの広い範囲で、また5日にかけては関東甲信のほか、東海から九州南部にかけて大雨が予想されています。
【片平敦気象予報士】「この3日間で降る雨が、場合によっては本来ひと月とかひと月半ぐらいで降る雨の量になってしまう恐れがある。
居座り台風がいつまでに座っているか、秋雨前線があるかで状況が大きく変わるという状態」
さらに5日の日中以降も雨は続き、降水量がさらに多くなる可能性があります。
東北から九州南部では3日から6日にかけて警報級の大雨になる可能性があり、さらに東北と関東甲信は、7日も大雨になる恐れがあります。
そして、雨はさらに続くと予想されています。
【片平敦気象予報士】「これから週明けにかけて土砂災害や浸水・河川の氾濫に警戒が必要です。
さらには来週火曜、水曜(今月8日,9日)と雨の続くところもありそうなので、まだまだ大雨に警戒が必要な状況です」
(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年9月2日放送)
