8月28日で熊本地震から1カ月です。
政府は、観光業を支援する「九州ふっこう応援割」を10月から始めると発表しました。
7月28日、最大震度7を観測した熊本地震では、38人が亡くなり、364人が重軽傷を負いました。
地震発生から1カ月たった28日、宇城市ではようやく断水解消が発表されるなど、少しずつ元の生活を取り戻す動きが進んでいます。
一方で課題となっているのが観光業への影響です。
熊本市や阿蘇市、天草市など、地震の被害が少なかった地域でも旅行を控える動きが相次いでいて、熊本県によりますと、8月6日時点で宿泊のキャンセルは14万件を超え、被害額は20億円以上にのぼっています。
また熊本県を除く九州6県の宿泊施設でも、地震発生後に約17万4000件のキャンセルが発生するなど観光業への影響が広がっています。
そうした中、新たな動きも…。
◆金子国交大臣(28日)
「九州各県から強い要望のあった、国による旅行・宿泊料金の割引支援については、約151億円の使用を決定しております」
政府は、10月から九州全域を対象に「九州ふっこう応援割」を始めると発表しました。
宿泊や旅行代金を補助するもので、熊本県と鹿児島県は6割引きに、福岡県を含むそのほかの県は5割引きとなります。
福岡市内の旅行会社でもさっそく準備が始まっています。
◆アドツーリスト福岡支店 堀江雅子 支店長
「おそらく参加人数によっても割引額や上限が変わってくるので、そのあたりをしっかりと明示して、安心してお申し込みいただけるよう準備していきたい」
予約開始日や対象期間などは各県で決定し、順次発表されるということです。
◆アドツーリスト福岡支店 堀江雅子 支店長
「いま予約している分はおそらく対象外になるんです。計画だけ今立てておいて開始時期が決まればすぐにお申込みいただくのが1番希望に叶う形でおでかけいただくことが可能だと思う」
九州に観光客を呼び戻し復興を加速させるための取り組みが、一歩ずつ進んでいます。
