2026年4月に発生し、平成以降国内2番目の規模となった岩手県大槌町の山林火災について、総務省消防庁は8月27日「原因は不明」とする調査報告書を公表しました。
大槌町の山林火災は2026年4月22日、午後2時前に小鎚地区で、午後4時半前に吉里吉里地区で相次いで発生が確認され、全体の焼失面積は1708haに達しました。
この火災について調査してきた総務省消防庁は27日、報告書を公表しました。
それによりますと、小鎚地区については、出火原因として考えられた電線について調べた結果、樹脂のカバーが焼けたのは「周囲の熱」によるものと判断できるとして、電線から火が出たとは考えにくいとしています。
また吉里吉里地区については、設備の焼損があった通信会社の基地局について調べた結果、異常を検知した時刻が火災の通報があった時刻の6分後であり、基地局からの出火は考えにくいとしています。
またそれぞれの地区では、たばこの投げ捨てや放火の可能性についても調べたものの、確かな物証がないとして、出火原因は不明と結論付けられました。
