全国的にインフルエンザの患者数が増加していて、県内でも1定点医療機関あたりの患者数が流行開始の目安を超えました。
専門家は予防接種の時期を前に感染が拡大する恐れもあるとして注意を呼びかけています。
県によりますと、23日までの1週間に県内28の定点医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は35人で、3週連続で増加。1医療機関あたりの患者数は1.25となり、流行開始の目安となる1を超えました。
例年の同じ時期と比べるとおよそ16.6倍となっています。
年齢別では15歳未満が全体の8割を超えていて、宮崎市内の中学校1校では27日までの3日間学級閉鎖となりました。
全国的に見られる季節はずれのインフルエンザの流行について、ウイルス学が専門の愛泉会日南病院の峰松俊夫医師はインフルエンザウイルス自体は1年中存在しているものとした上で、「夏休みで人の動きが多くお祭りなど密集する機会が多かったことや暑さでエアコンを使い部屋を閉め切っていたことなどが要因として考えられる。高齢者の予防接種が10月から始まるが、その前に流行が拡大する恐れもある」と話しています。
峰松医師は治療薬だけでなく予防薬も処方することができるため、特に高齢者がいる家庭は周りにインフルエンザの症状が出た人がいたらすぐに病院を受診してほしいと呼びかけています。
