日本人にも大人気のリゾートアイランドでいま、大きな波紋を呼ぶ事態が発覚。
旅行中の日本人も不安を抱く驚きの事態とは。
島内で行方不明届が出されていた失踪者の捜索を勝手に終わらせたとして、逮捕されたのは警察官でした。
しかも、同様のケースが他にも多数ある可能性が浮上。
この警察官は1年5カ月の間に298件の行方不明事案を担当していました。
福岡から西に350km、青い海とヤシの木が旅人を出迎え韓国のハワイとも呼ばれる済州島。
騒動のきっかけは、済州島に長期滞在をしていたチャン・ミランさん(37)の捜索を巡る、一連の顛末が明らかになったことでした。
8月24日に遺体となって発見されたチャンさん。
現地の報道によりますと、チャンさんは2026年5月12日、宿泊先を出たあと行方が分からなくなり、その3日後にチャンさんの交際相手から行方不明届が出されました。
すると、その日のうちに30代警察官A氏から「チャンさんと連絡が取れた。電話で話したが居場所を知らせたくないと言っている」と連絡があったといいます。
しかし、これはA警察官が作り上げた全くの嘘でした。
一方で、警察内部のシステムには交通事故で亡くなったと記載していたということです。
A警察官はチャンさんの捜索をわずか2時間半で終結。
チャンさんの交際相手は「本当にあきれましたしすごく腹も立って、担当の警察官に電話で強く抗議したんです」と話しました。
そして8月24日、ヤシ畑の中でチャンさんの遺体が発見されました。
警察が適切な対応を取っていれば、命を救えたのではとの批判が渦巻いています。
そしてA警察官による、行方不明者の勝手に捜索終了とおぼしきケースは他にも…。
女性の親族である60代の男性も、2026年7月にチェジュ島内で行方不明届が出されていましたが、A警察官が連絡が取れたと説明して捜索を終結。
しかし実際には、男性と連絡は取っておらず8月22日に遺体が発見されました。
こうした事態にチェジュ島の地元警察は、捜索を虚偽で終結させた疑いなどでA警察官を逮捕しました。
地元警察は、A警察官が過去に担当した298の行方不明事案の再調査にも着手するとしています。
