F1™オランダグランプリで8カ月ぶりにF1に復帰した日本人ドライバー角田裕毅(26)について、F1公式サイトが来シーズンの去就に関して特集し、「最も経験豊富で、有能なドライバーの一人であることを改めて印象付けた」と高く評価した。
角田は今シーズン、レッドブルとレーシングブルズでリザーブドライバーを務めているが、レッドブルのアイザック・ハジャーが手首を負傷したため、レーシングブルズのリアム・ローソンがレッドブルのドライバーとなり、角田がレーシングブルズのドライバーとしてスポット参戦した。
久しぶりの復帰となったオランダグランプリでは、かつての同僚・アルピーヌのピエール・ガスリーをオーバーテイクするなど一時ポイント圏内の9番手まで浮上したが、最終的には惜しくも入賞を逃す11位に終わった。
だが、マシンの性能を考慮せずにレースごとのドライバーのパフォーマンスを評価するF1公式サイトのパワーランキングでは、実際の順位を大きく上回る6位と、異例の高評価を受ける程のインパクトを残した走りだった。
その角田の来シーズン以降の去就について、F1公式サイトが特集記事を公開した。
記事のタイトルは「角田はザントフォールト(オランダGP)で惜しくもポイントを逃したものの、F1復帰に向けて再び注目を集めている」というもの。
オランダグランプリでの走りについて「印象的な走りを見せた」と評価し、「F1ピットレーンの注目を再び集めることができた」とした。
慣れないマシンで堅実な走りを見せた事については、「角田が現在レースから離れているドライバーの中で最も経験豊富で、有能なドライバーの一人であることを改めて印象付けた」と高評価を下した。
来シーズンについては、現在所属しているレッドブルには才能豊かな若手がいる事から、「レッドブルで今後どのような道が開けるのかは見通しが立たない」とした。
一方で、「角田が他のチームで活躍できる可能性は、先週末以前よりも確実に高まっているはずだ」としていて、オランダでの電撃復帰での走りを受けて、来シーズンの移籍の可能性が高まったとしている。
角田は「正直、予想以上に早く上達できたと思います」「全体的にとても楽しかったですし、できる限りの力を100%出し切ったと思います。まあまあうまくいったと思いますよ」と、慣れないマシンで臨んだレースを振り返った。
その上で、「たった1レース、数回のセッションで、パドックのほとんどの人に自分の実力を見せつけたと思う。ポイント争いに食い込むことができた。もちろん、ポイントを獲得できた方が良かったのは言うまでもないが、そのためにはできる限りのことをしたと思う」と話した。
さらに、「この機会を得られたことは、全く機会がないよりは断然良い。このレギュレーションの下で自分が何ができるかをパドックに示す機会がないよりはね。だから、全体的に見て良かったと思うし、自分が示したパフォーマンスも良かったと思う」と自らの走りを評価した。
来シーズンについては、「僕をチームに加えるかどうかは、僕のマネージャー次第だし、来年のラインナップをまだ決めていない他のチーム次第でもある。でも、僕をチームに加えるべきだと思うよ!」と話した。
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