佐世保市水道局は少雨によるダムの貯水率低下を受けて24日、渇水対策本部を設置し自主的な節水を呼びかけています。
少雨は米農家やダムの水を取水する川にも影響が出ています。
佐世保市三川内町の山間部にある田んぼです。
この時期は水を張って稲を育てていますが水は干上がり、土には大きな亀裂が。
この一帯はため池から水を引いて米を育てていますが、少雨により池の水位が減少し、水を使うことができません。
農家の宮崎 辰夫さんの稲は10月中旬に収穫予定でしたが、稲穂ができる前に枯れてしまいました。
米農業 宮崎 辰夫さん(86)
「私も86年生きているが初めてだ。」
「Q.結構被害が出ているか?」
「(収穫は)ゼロ。災害だ」
佐世保市のダム貯水率は25日現在で、中部水系の山の田ダムなど5つのダムの平均が83.3%、南部水系の下の原ダムが66.9%となっています。
特に南部水系では川棚町の川棚川から水を取っていますが、水質悪化で8月17日から取水を停止しています。
KTN記者
「正午過ぎの川棚川です。川一面が緑色に染まっている。原因となっているのが藻です。石にびっしりついている」
川棚川沿いの住民
「暑くて水もぬるくなって、藻が出ると思う」
川の水は川棚町の水道にも利用されていて、住民から「カビ臭い」などと問い合わせが45件寄せられました。
川棚町は川の水のろ過の方法を変えるなどして対応しています。
佐世保市水道局は24日から渇水レベルを4に引きあげ、吉井町や江迎町など北部の合併地区を除く市内全域に自主的な節水を呼びかけています。
