岩手県盛岡市の盛岡市動物公園ZOOMOでは、生き物が暮らしやすいように人が自然に手をかける「里山」のモデルを園内につくる取り組みを進めていて、8月25日は下草の刈り払いが行われました。
ZOOMOでは、25日に盛岡広域森林組合の作業員がキリン展示場近くの森林に入り、日差しを取り込みやすくするための下草の刈り払いを行いました。
ZOOMOなどでは、人が手をかけることで生き物が暮らしやすくなる「里山」のモデルを園内につくる取り組みを2024年から進めていて、その作業は来園者にも公開されています。
盛岡広域森林組合 山口雄 森林事業課長
「ここでなら色々な人に見てもらえる。林業のすごさも知ってもらえる。作業員一同気合が入っています」
園内の森林にはカモシカなどの野生動物が生息していて、下草の刈り払いや間伐を行うことにより、実のなる植物が育つなど暮らしやすくなるといいます。
盛岡市動物公園ZOOMO広報 森敦子さん
「こっち側が去年手をかけた林。下草も刈って一部間伐も入れているので木の本数が少ない。こっち側は一切何もしていない林、そういう暗くなる林だと実がなる植物が育たないとか(野生動物が)歩きにくい」
ZOOMOのある地域では40年以上前、絶滅危惧種のニホンイヌワシの飛来が確認されていますが、小動物を捕食しやすい環境を整えることで、再び飛来することも期待されています。
森さんは「もしかしたら昔のようにイヌワシがここに飛来する可能性があるのであれば、それをみんなで見られる日が来ればいいなと思う」と話していました。
この森林では9月5日、余分な木を切る作業も行われます。
