夜空に弧を描く炎に魅了されました。
宮崎県串間市では、8月22日夜「都井岬火まつり」が開かれました。
「都井岬火まつり」は、衛徳坊という高僧が人々を苦しめていた大蛇の口に松明を投げ入れ、退治したという伝説に由来する祭りです。
岬に夜の帳が下りると、大蛇の口に見立てた高さ約30メートルの柱松の先端に向け、勢子と呼ばれる住民たちが松明をぐるぐると回しながら、空高く放り投げました。
まつりを見守る観客は、衛徳坊を称える掛け声で勢子たちに声援を送ります。
(子供たち)
「トントコトッテえいとくぼう」(とうとう討ち取った衛徳坊)
投げ始めてから約1時間。
勢子たちの疲れがピークに達した頃、松明がようやく大蛇の口に…
すると、口の中に仕掛けられた花火に火がつき、大蛇が血を吐くように火花が飛び散りました。
まつりの成功に観客からは拍手と歓声が上がり、勢子たちの奮闘を称えていました。
