静岡県焼津市で22日、収穫前の稲200キロが何者かに盗まれたと通報があり、警察は周辺の警戒を強めていましたが、23日神社のしめ縄を作るため、他の水田と間違えて刈り取られていたことがわかりました。
警察によりますと、22日正午頃、静岡県焼津市上新田の水田で「稲が盗まれた」と警察に通報がありました。
通報では、盗まれたのは収穫1カ月前の稲200kg(時価1万円相当)で、約50平方メートルの範囲で、何者かが根元から刃物のようなもので刈り取った痕跡があったということです。
20日午後3時頃、水田の持ち主の男性の妻が作業を行った際は被害はなく、22日午前10時に男性が確認に来た際に刈り取られていることに気づいたということです。
刈り取られた稲は収穫前で小さく、米としての価値は低いということですが、
正月飾りや飼料などに使える可能性があるということです。
稲は軽トラック2台分に相当する量ということで、警察は不審車両の目撃証言がないかなどを調べるとともに周辺の警戒を強めていました。
そして23日昼頃、この事案に関する報道を見たという男性が「自分が刈り取ったかもしれない」と焼津警察署に申し出に訪れました。
男性とそのほか複数人は、刈り取られた水田の近くの水田で毎年稲を刈り取っていましたが、今年は刈り取る水田の位置が例年と異なっていて、場所を間違えたということです。
男性たちは神社のしめ縄を作るために稲を刈り取り、乾燥させて藁にする予定でした。
この申し出を受け、刈り取られた水田の持ち主の男性は被害届を取り下げたということです。
