ことし4月、奈良の薬師寺で、国宝の「仏足石」に液体がかけられた事件で、警察は22日、台湾出身の女を逮捕しました。
文化財保護法違反の疑いで逮捕されたのは、台湾出身の自称・司会業の蔡宜臻容疑者(39)です。
警察によると、蔡容疑者はことし4月、奈良市内の薬師寺の大講堂で、国宝の「仏足石」に液体をかけ、汚した疑いがもたれています。
警察は防犯カメラの捜査などから蔡容疑者の犯行の疑いが強いとみて捜査していましたが、一時出国していて、22日に日本に再入国したところを関西空港で逮捕しました。
蔡容疑者は調べに対し、「私は感動したものに油をかけて祈祷するので、仏足石にも油をかけたと思います」と容疑を認めています。
仏足石は釈迦の足跡を彫ったとされる石で、薬師寺のものは現存する国内最古の仏足石として知られています。
