県内では猛暑や少雨の影響でダムの貯水率が低下していて、県は節水を呼びかけています。また、一部の地域では農作物にも影響が出ていて出荷できず廃棄するという生産者もいます。
【県渇水対策連絡会 横尾秀憲会長】
「例年より早く梅雨明けしたその後、雨がほとんど降っていないという状況でございます」
県の報告によりますと筑後川流域の7月の雨の量は23ミリと、平年の9.9%にとどまっています。
また、県の東部で利用のある筑後川水系の主要な6つのダムの貯水率は55.4%となっています。
県が管理する13のダムの貯水率は68%と平年よりも19ポイント低く、国営の嘉瀬川ダムも59.5%となっています。
また水不足が深刻となっていた伊万里市では一時、予備水源である竜門ダムから取水していましたが、水源の有田川の水位が少し回復し、ダムからの取水は停止しているということです。
一方、みやき町の農業法人では収穫の時期を迎えたトウモロコシに異変が。
実が入っておらず生育不良をおこしています。
21アールの畑には約1万本のトウモロコシが植えられていますが、すべて廃棄しその額は約200万円にのぼるということです。
そのほか、県西部の中山間地の一部では水稲の葉の枯れ、県の東部や西部ではブロッコリーやキャベツといった露地野菜の葉が縮れ黄色に変色するなど農作物にも影響が出ています。
また、農業用水は現時点で不足状態ではないものの影響が出始めているということです。
