大分県大分市で整備が進められている都市計画道路「庄の原佐野線」についてです。
下郡工区では19日夜からおよそ1200トンのもの巨大な橋桁を架ける工事が始まりました。
通行規制を短時間にするため、特殊な工法で行われた深夜の工事に密着しました。
大分市の庄の原佐野線は大分インターチェンジから佐野地区までのおよそ15キロを結ぶ都市計画道路です。
◆県大分土木事務所 道路建設課田中祐介さん
「周辺の道路の交通渋滞の緩和という効果があると考えている。高架橋で整備する計画なので災害時の緊急輸送路として効果を発揮するものと考えている」
宗麟大橋から米良バイパスをつなぐ下郡工区では現在、約700メートルの高架橋の整備が進められています。
19日夜遅くからは周辺の通行を規制して、下郡バイパスの上に橋げたをかける工事が始まりました。
◆TOS甲斐菜々子記者
「午後11時になりました。これから私の頭上に見える橋桁をかけるための装置が送り出され、一晩のうちに反対側の仮の橋脚まで到達する」
工事はあらかじめ造った橋桁を少しずつ押し出す「送り出し工法」で実施します。
◆県大分土木事務所 道路建設課田中祐介さん
「クレーンで(橋げたを)かけようとすると、道路の真ん中にベントという仮の橋脚を立てないといけなくなる。長期間の交通規制が発生するので、そういった状況を避けるために送り出し工法を採用している」
「送り出し工法」では「手延べ機」と呼ばれる装置とともに橋桁を送り出し、反対側の橋脚に渡します。
19日夜から始まった工事では「手延べ機」が下郡バイパスの上を横断し、およそ5時間で50メートルほど前進しました。
20日夜から21日早朝にかけても通行を規制して工事を行い、「手延べ機」を橋脚まで渡し終えるということです。
「手延べ機」の後ろにはおよそ1200トンの巨大な橋桁があり、今後、下郡バイパスの上を通し、およそ80m先の橋脚にかけることにしていて、完了は2026年10月中を予定しています。
米良バイパスまでの開通は2027年中を目指しています。
