ニホンザルによる農作物の被害が拡大する中、対策や個体数の管理について話し合う岩手県の会議が初めて開かれました。
管理計画は2026年度中に決まる方針です。

8月18日は、被害を受けている市町村の担当者や野生動物に詳しい学識経験者など12人が出席しました。

県によりますと、大船渡市や釜石市など沿岸5つの市と町で確認されたニホンザルは2025年度208頭で、2022年度の115頭から1.8倍に増加したということです。

また、農作物の被害は2024年度が354万円3000円で、年々増加傾向にあります。

会議では、サルの群れが人間の生活圏や農産物に与えている被害の度合いを示す「加害レベル」について、3つの群れが上から2番目の「4」に指定されていることが報告されました。

委員からは「被害の軽減が必要」や、「ニホンザルを保護すべき」といった意見が出されたということです。

県自然保護課 引屋敷努総括課長
「岩手県のサルは希少野生動物の側面もあるので、群れの維持を考えながら被害低減をできるか、これから検討していく」

次の会議は2027年2月ごろに開かれ、管理計画の最終案を策定することにしています。

岩手めんこいテレビ
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