陸上長距離の名門学法石川高校OB同志の対決が実現した。中距離種目のスペシャリストと長距離種目のオリンピック代表が1500mで対決!結果はいかに!?

■最強世代の直接対決!
千葉県で開催された陸上イベントFULL HOUSE。
駆け付けた多くの陸上ファンの目を釘付けにしたのが、田母神一喜選手と相澤晃選手の対決。
2人は陸上長距離の名門学法石川高校出身で同級生。当時、全国大会で様々な実績を上げ、卒業後も日本のトップランナーとして活躍するこの世代は、通称「最強世代」と呼ばれている。

■トップランナーの2人
相澤晃選手は、高校卒業後その才能が一気に開花。「東京2020オリンピック」には10000mで出場。現在も日本長距離界をけん引するトップランナーだ。
田母神一喜選手は、高校時代にインターハイや国体で優勝。世代トップランナーとして注目された。高校卒業後中距離種目に専念。2019年にドーハで開催されたアジア選手権には1500mの代表として出場した。2021年には日本選手権で優勝するなど活躍したが、今シーズン限りで引退することが決まっている。

■田母神選手からの挑戦状
これまで直接対決は、ほとんどなかったという2人だが、引退を控えた田母神選手からの挑戦状に相澤選手が受けて立つ形で、今回の対決が実現した。
「相澤とはホントに3年間同じクラスでクラスメートとして、高校時代支えあってきた仲だと思っている。最後、倒して気持ちよく引退させてほしい」と、同級生対決に勝って有終の美を飾りたい田母神選手。
一方の相澤選手も「引導を渡して僕が。あまり自分の中で勝った認識が無かったので、きょうのレースでしっかり勝ちたい」と意欲を見せた。

■後輩・遠藤日向選手も花を添える
ガチンコ対決の結果は、果たして…
学法石川高校の1学年後輩・遠藤日向選手もペースメーカーとして急遽参戦。
遠藤選手は「高校時代は僕も1500mをやっていた。1500mの時は一番のライバルというような存在でいい刺激をもらえる先輩でしたし、何より家族みたいな兄弟みたいな存在」と2人との思い出を振り返る。

レースが動いたのは中盤。ペースメーカー遠藤選手が離脱するタイミングで相澤選手がロングスパート!
引退前に同級生対決を制したい田母神選手。ラスト1周で田母神選手が差を詰めるが…夢の同級生対決は、自己ベストを上回るタイムで走った相澤選手に軍配が上がった。

■次はマラソン対決!?
レースを終え相澤選手は「僕自身、田母神と直接勝負して勝ったっていう思いは今まで一回も無かったので、こうやって最後に勝つことが出来て本当に良かった」と語った。
一方、田母神選手は「負けたのは悔しいですけど、最後こうやって緊張感を持った中でレースを楽しめたのは、本当にいい思い出になった。相澤にも日向にも感謝している」と話し「次はマラソンで相澤を倒せるように頑張ります」と笑顔を見せた。

田母神選手は、10月に青森市で開催される国民スポーツ大会の男子800mで福島県代表に選出される見通しで、そのレースが現役ラストレースになるという。
引退後は、自ら立ち上げた会社で福島をはじめとする東北地区の子どもたちの指導にあたる。

福島テレビ
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