映画やアニメにゲームへと広がる日本のヒットコンテンツ。
その原石となる次世代IP(知的財産)を発掘しようと、新たなプロジェクトが立ち上がりました。
東京・渋谷にある複合商業ビル・パルコの一角で、パルコと講談社が共同で立ち上げた「渋谷スペイン坂編集室」が行われていました。
プロ・アマ問わず参加できる漫画の持ち込み企画で、1人15分間、編集者から直接アドバイスを受けることができます。
褒められる人もいれば、厳しめの言葉をもらう人もいました。
作品を持ち込んだ漫画家(20代):
見ていただかないと、自分の中の「閉じた世界」になってしまうので、せっかく「渋谷パルコ」で機会があるとのことで来た。温かいアドバイスをいただけたり、いつもの“持ち込み”よりリラックスしてできた。
今回のプロジェクトでパルコと講談社の2社がまず目指すのは、「紙」での“漫画雑誌の創刊”です。
出版ノウハウを持つ講談社と、カルチャーの発信地として、これまでゲーム開発などリアルな体験づくりを通してIP開発・育成に力を入れてきたパルコ。
2つの力を掛け合わせることで漫画を「読んで終わり」にするのではなく、作品の展覧会・イベント・商品開発・映像化など、さまざまなコンテンツとして育成したいとしています。
講談社 ヤングマガジン編集部・桂田剛司担当部長:
これまで展覧会などでご一緒していただいたパルコと一緒に組むことによって、読者・お客さまに、ただ読むだけで終わらず、リアルな体験をしてさらに「本に戻ってくる」という体験ができるんじゃないかと。(様々な形で)コラボしながら作品を皆さんに長く接してもらえるようにできればと思っている。
パルコ 出版事業開発部・柏木良介マネージャー:
パルコは創業以来、演劇・ファッション・映画、街のカルチャーや時代を捉えてビジネスにしてきた。漫画というのも大きな可能性があるカルチャーだと思っていて、講談社とご一緒することで、世界に届くようなIPを育成できればと思っている。
一つの漫画を世界へ広がるIPへ。
渋谷から次のヒット作が生まれるかもしれません。
