仙台市が職員への悪質なクレームや理不尽な要求といったカスタマーハラスメント、いわゆる「カスハラ」への対策を強化しました。「カスハラ」を防ぐため、8月10日から順次、それぞれの区役所や総合支所で通話の録音を始めました。
記者リポート
「宮城野区役所に電話をしてみると…」
音声案内
「こちらは宮城野区役所です。この通話はサービス向上のため録音させていただきます」
記者リポート
「通話を録音していることを知らせる音声案内が流れます」
10日から、通話の録音が行われるのは、宮城野区役所と若林区役所です。
仙台市は昨年度、カスタマーハラスメント、いわゆる「カスハラ」への対策基本方針を策定し、窓口にカスハラ防止への協力を呼びかけるポスターを掲示するなど対策を進めています。
仙台市によりますと、昨年度、職員を対象に行ったアンケートでは回答者の3割が「カスハラを受けたことがある」と回答しました。
また、カスハラを受けた場面としては、「電話」が6割を占め、暴言や長時間の拘束が多かったということです。
通話の録音は、こうした状況を受けて始まったもので、仙台市は「職員を守るとともに適正な行政サービスの提供につなげる」としています。
仙台市民
「今まで録音されてなかったので、何言っても大丈夫だろうみたいな、言う方としてはあったと思うが、録音されていれば、言っていた人も考えてしゃべるようになると思うので、その点ではいいと思う」
「今、普通の電話でも録音する機能がついていますよね。そういうのがだんだん当たり前になってきているのではないかと思っています」
「職員を守るためにやっていると思うが、こちら側としても、言った言っていないという話にならないと思うので、お互いのためにすごく有益なことだと思う」
通話を録音する装置の導入費用はおよそ3920万円で、今後、全ての区役所と総合支所で運用が行われる予定です。
