最大震度7を記録した熊本地震から、まもなく2週間となります。
被災地では復旧に向けた動きが本格化していますが、今なお6300人余りが避難所生活を余儀なくされています。
震度7を観測し、今も多くの地域で断水が続いている熊本・氷川町。
地震発生以来、休業していた公衆浴場が9日午後、再開されました。
浴場に水を送っている高性能な浄水装置は、今回は井戸水ですが、ため池の水や海水をも飲み水にできるといい、1時間に約2000リットルろ過することができます。
早速入浴した人は「おかげで一番風呂だった。広いお風呂できれいだった。シャンプーは置いてないと思って持って行ったが置いてあった。シャンプーもリンスもボディーソープも」と話していました。
公衆浴場は当面、無料で開放するということです。
氷川町では、被災した住宅や地盤の危険度判定も行われています。
調査を担当したのは、判定士の資格を持つ鳥取県の応援職員です。
二次災害を防ごうと、「危険」「要注意」「調査済み」の3段階に分け、建物に貼ったり住民に手渡していました。
同じく震度7を観測した宇城市では、これまで1カ所しかなかった災害ごみの受け入れ場所が、8日から4カ所に増えました。
リポート:
宇城市の災害廃棄物仮置き場には、午前9時の受け入れ開始前から長い車列ができています。
持ち込まれる災害ごみの量が多いことや、分別作業に手間がかかることなどから長い待ち時間が発生していました。
災害ゴミ受け入れ場所に来ていた人:
(Q. 来たのは?)午前4時くらいです。ちょっとでも早く片付けたい。
復旧に向けた動きが続く一方で、県内の避難所では6300人余りが避難生活を送っています。
今回の地震で医療支援などを行っている日本赤十字社は、新たに“こころのケア”を担当する医師やスタッフを現地に派遣しました。
日本赤十字社「こころのケア」・深松伸明医師:
6日木曜日から活動しています。日赤のこころのケアについては大きく分けると被災者支援、もう一つが支援者支援と呼ばれる地元の行政職員だったり保健師だったり、そういう方々の支援の二つに分かれます。
日本赤十字社では、2024年の能登半島地震でも被災者だけでなく、支援している自治体職員などへのこころのケアに取り組みました。
日本赤十字社「こころのケア」・深松伸明医師:
地元の職員の方々って自分たちも被災しているわけですよね。被災しているのにもかかわらず、地元の人たちの支援にも回らなきゃいけない。そういったところで、かなりストレスが大きい。そこでハンドケアだとか、ちょっとしたリラクセーションとか、そういったことをして少しホッとしてもらう。行政職員の休める場所、休める時間をつくってあげるということが何よりも大切だと思う。
<フジネットワーク サザエさん募金> 令和8年熊本地震被災地救援
