ねらいは「未来の運転士」。深刻な人手不足を背景に、富山地方鉄道が学生を対象にした運転体験会を初めて開きました。
「出発進行!」
体験会に参加したのは、高校生や大学生など12人です。
富山地方鉄道の現役の運転士の指導を受けながら、実際の車両を運転しました。
「こちらに(レバーを)引くと強いブレーキ」
初めて開かれた運転体験会。背景にあるのが運転士不足です。
富山地方鉄道の鉄道線の運転士は、現在必要な人数の8割しか確保できておらず、残業や休日出勤を運転士に依頼しやりくりしています。
2023年から去年にかけては19人の運転士を採用するも21人が離職しました。
今後も定年退職などにより、人手不足に拍車が掛かるとみられています。
富山地方鉄道は今回の体験会を通して、車両を運転する魅力や、地域の路線を支えるやりがいを知ってもらい、将来の担い手確保につなげたいとしています。
参加者は。
*高校1年生
「やっぱり難しかった。富山地方鉄道が好き。(将来は)機械を操る仕事をしたい」
*大学2年生
「祖父が鉄道技師をしていたもので。(参加の)きっかけは富山のインフラの仕事をしたいという思い。富山地方鉄道が体験会を開催することを知って参加した」
*富山地方鉄道 松崎貴行総務部長
「予想以上の方が参加している。うれしそうに運転していて実施してよかった。(将来)運転したいという思いをもってほしい、早くて再来年の入社を、という方ばかりなので、地元の足の担い手として頑張ってもらえたらうれしい」
