「火災の原因等につきましては、燃え方が非常に激しく、警察と消防ともに断定ができませんが、事件性はないこと。そして漏電の可能性が非常に高いという見解になっております」

8月7日に、現状や今後について報告した笹正宗酒造の岩田悠二郎社長。
6月の火事で蔵が全焼し、県酒造組合が再建に向けた義援金を受け付けていた。これまでに集まったのは、全国や世界はオランダから2688万円にのぼる。

岩田社長は「今の私たちにできる一番の恩返しは、もう一度同じ場所で酒造りを行ない、私たちの酒を皆様に届けることと考えております」と述べた。

さらに、そこには笹正宗の日本酒が。
火の手を免れ、奇跡的に生き残った酒だ。火事の4日後に福島県内の酒蔵などが協力して救出した。
8月3日には、ついにラベル貼りまで辿り着いた奇跡の酒。酒そのものの輝きを見てほしいと透明のラベルにした。

岩田社長は「商品名は『純米酒笹正宗1818ー2026ー』という形になっています。蔵の建物としての歴史は途絶えたかもしれませんが、これからも酒造りをしていくんだという覚悟の表れです」と語った。

この日本酒は、来週から福島県内で販売される。
今後は別の酒蔵の一角を借りて酒造りを行うなど、仲間がともに繋いでいる笹正宗の伝統。新たな蔵の建設開始は2027年1月を目指している。

福島テレビ
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