“ダブル台風”がお盆休みを直撃です。
台風13号は非常に強い勢力に発達し、猛威を振るっています。
さらに来週は台風15号が北日本から関東に接近する恐れが出ています。
7日午後4時ごろの富山市では、視界が白くかすむほどの激しい雨が降り出しました。
気象庁が先ほど「非常に強い」とした台風13号。
沖縄県を直撃する中、列島各地ではゲリラ雷雨が発生しました。
ゲリラ雷雨は東京都心でも発生し、午前8時ごろの品川区ではアスファルトに大粒の雨が打ち付け、走行する車は水しぶきを上げていました。
最大震度7を観測した熊本地震の被災地でも台風への警戒が進められています。
熊本・宇城市役所の隣にある支援物資の集積所では、ブルーシートなどが搬出されていました。
大型で非常に強い勢力で沖縄県を直撃している台風13号。
鹿児島・奄美市で壁一面が剥がれ落ちるなど猛威を振るっていました。
東京・お台場の情報カメラ映像を確認すると、レインボーブリッジの先に見える都心の空にゲリラ雷雨をもたらす積乱雲が発生していました。
目黒区ではザーザー降りの雨がアスファルトをたたき、新宿区内でも雨が降り出していました。
この時、都心の一部に1時間に50mm以上の雨をもたらす雨雲が出現していました。
午後になり、天気の急変が相次いだのが千葉県内です。
リポート:
午後1時過ぎの千葉・市原市です。今、激しい雨が降ってきました。ワイパーを最大にしているんですけども、追いつかないほど激しい雨が降っています。向こうのほう青空が少し見えています。ただ、今こちらでは激しい雨が降っています。
岐阜・中津川市では、排水が追い付かず高台から雨水が滝のように流れ落ちていました。
長野市内も夕方に天気が急変し、車が水しぶきを上げ走行する様子も見られました。
列島に不安定な天気をもたらしている台風13号。
大型で非常に強い勢力で沖縄県を直撃、中心付近の最大瞬間風速は60メートルです。
糸満市にある喜屋武岬から見た海は大荒れとなり、白波が岩礁にぶつかり高々と舞い上がっていました。
那覇市の観光名所、国際通りでは人の姿はまばらで、周辺の店舗は臨時休業になっていたほか、街路樹が根元から歩道に横たわるように倒れていました。
さらに台風13号は鹿児島県にも接近し、最大瞬間風速40メートルの暴風が吹き荒れました。
リポート:
午前7時ごろの奄美市です。体が飛ばされそうになるほど強い風が吹いていて、そのせいか道路標識が根元から折れています。
原付バイクが倒されるなど暴風による被害が相次ぎました。
リポート:
奄美市の市街地にいますが、建物の2階部分の外壁が剥がれ落ちていて道路をふさいでいます。
外壁が剥がれ落ちて建物内がむき出しになり、道路に落ちた外壁が飛ばされないよう土のうを置くなど暴風対策が取られていました。
この現場周辺では取材班がカメラのレンズを拭いた、その時に画面の正面から激しい雨粒がレンズに向け迫ってくる様子が捉えられていました。
バチバチと音を立てレンズを直撃し、その衝撃で体のバランスが崩れるほどの激しさでした。
最大瞬間風速39.4メートルの暴風が吹き荒れています。
奄美市の町の集会場では、暴風の影響で土俵の屋根が倒壊しました。
最大瞬間風速が40メートルに迫る奄美市内では、横殴りの雨がピークを迎えていました。
車が走行するスピードと同じくらいの速さで雨粒が横に流れていきます。
台風13号由来のゲリラ雷雨は被災地・熊本県でも発生しました。
午後5時前に大きな雨柱が出現し、雨が降り出しました。
最大震度7を観測した熊本・宇城市では、6日から住宅の片付けなどを行うボランティア活動が始まっています。
また、地震の影響で運転を見合わせていた九州新幹線の一部区間で運転が再開されました。
7日朝、新幹線を利用した人たちからは「もう新幹線動いてよかったです。きょうはうれしくて新幹線の動画を撮ってしまいました」「在来線だと1時間くらい違うので大きい」といった声が聞かれました。
復興に向けて動き出す一方で、台風13号の対応に追われる被災者もいます。
屋根にブルーシートが張られた住宅。
家の中を見せてもらうと、タンスなどの家具が倒れ、物が散乱していました。
住民は「これから台風が、風が吹くことによって、巻き上がったブルーシートと重みでさらに傾いている方に落ちてくる。通行してる人に当たったりとか」と、台風への不安を口にしていました。
列島各地を襲っているゲリラ雷雨は、台風から離れている関東でもこのあと注意が必要です。
また、ダブル台風のもう一つ、台風15号は週明けにも東北地方に上陸する可能性があり、お盆休みに影響が出そうです。
