台風13号が沖縄県を直撃する中、東京都心で台風由来によるゲリラ雷雨が発生しています。
午前8時ごろの東京・品川区では、アスファルトを大粒の雨が打ち付け、行き交う車は水しぶきを上げながら走行していました。
その周辺の空を見ると、分厚い雲がかかっていましたが、すぐ近くでは青空も見えます。
午前8時過ぎのお台場の情報カメラ映像では、レインボーブリッジの先に見える都心の空にゲリラ雷雨をもたらす積乱雲が発生していました。
目黒区では、雨がアスファルトをたたきつけ、新宿区内でも雨が降り出していました。
この時、都心の一部に1時間に50mm以上の雨をもたらす雨雲が出現していたのです。
午後になると天気の急変が相次いだのが千葉県内です。
午後1時過ぎ、千葉・市原市では激しい雨が降り、車のフロントガラスに雨が激しく打ち付け、前の車も水しぶきを上げて走っていました。
そして10分後には、全く前の車が見えない状態になりました。
市原市内では、土砂降りの雨が降る一方で青空も見えました。
7日、東京周辺では朝から局地的に雨雲が湧き出し、至る所でゲリラ雷雨が発生しました。
列島に不安定な天気をもたらす台風13号は、大型で非常に強い勢力を維持したまま沖縄県を直撃。
中心付近の最大瞬間風速は60メートルです。
糸満市にある喜屋武岬から見た海は大荒れとなり、白波が岩礁にぶつかり高々と舞い上がっていました。
また、最大瞬間風速27.7メートルを観測した那覇市。
観光名所の国際通りを歩く人は少なく、壊れた傘が落ちていました。
周辺の土産物店などが台風の影響で臨時休業になるなど、夏休み中の観光客にも大きな影響を与えています。
那覇空港は国内線・国際線ともに運休しターミナルは終日閉鎖。
全日空では7日から8日にかけて、日本航空は7日、沖縄県を発着する全ての便が欠航となりました。
また、沖縄自動車道は許田インターチェンジ付近から那覇インターチェンジの上下線で通行止めとなり、沖縄本島を走るバスやモノレールは7日、終日運休に。
那覇市役所に開設された避難所には約40人が避難していました。
避難した人は「おうちにいると1人だから、やっぱり心細くてね」「やっぱり不安があったから、(ここに)来たから安心かなと思った」と話しました。
台風の暴風による被害も起きています。
街路樹が歩道に横たわるように倒れていました。
根元から倒れたとみられ、根っこの部分があらわとなっていました。
那覇市内では70代の男性が強い風にあおられて転倒し、頭から出血するなど、これまでに少なくとも4人がけがをしました。
午後2時過ぎ、沖縄県の北部にある今帰仁村にレベル4の大雨危険警報が発表されました。
さらに台風は鹿児島県にも接近。
最大瞬間風速40メートルの暴風が吹き荒れました。
午前7時ごろの奄美市では、体が飛ばされそうになるほど強い風が吹いていて、そのせいか道路標識が根元から折れていました。
台風13号の暴風域に入り、原付きバイクや自転車も倒されるなど被害が相次ぎました。
奄美市の市街地では、建物の2階部分の外壁が剥がれ落ち、道路を塞いでいました。
外壁が剥がれ落ち、建物内がむき出しとなっています。
道路に落ちた外壁が飛ばされないよう、土のうを置くなど暴風対策がとられていました。
この現場付近で取材班がカメラのレンズを拭いたその時、画面の正面から激しい雨粒がレンズに向け迫ってきます。
バチバチと音を立てレンズを直撃。
その衝撃で体のバランスが崩れるほどの激しさでした。
最大瞬間風速39.4メートルの暴風が吹き荒れています。
週に2回、子供たちが相撲の練習をしているという土俵には倒れた屋根が。
暴風の影響で土俵の屋根が地面にずれ落ちました。
男性は「まず柱がちょっと動いて、今度縦にきて、それがもう今のように倒れた感じ。もういっとき練習はできない」と話します。
最大瞬間風速が40メートルに迫る奄美市内では、台風による横殴りの雨がピークを迎えていました。
車が走行するスピードと同じくらいの速さで雨粒が横に流れていきます。
今回の台風13号は1時間に15kmの速さで移動。
速度が遅いため暴風域に入っている時間が長く、影響が長引く恐れがあります。
すでに奄美市内のスーパーでは3日前から船便が止まり、パンや牛乳といった商品が品薄となっていました。
また、熊本地震の影響も重なり、水の在庫はほとんどないということで、生活への影響が心配されています。
最大瞬間風速42.2メートルの暴風が吹き荒れた鹿児島・与論島は、雨が横から吹き付ける状況となっていました。
また、雨がアスファルトの上を走っていくような様子も見られました。
台風13号から離れた地域でも影響が出ています。
午前10時ごろ、宮崎港では白波が立ち、風が強く吹いている影響で、道路沿いに立つワシントニアパームが幹の中心からしなるように揺れていました。
強風域に入り風が強まった宮崎市。
そこに湿った暖かい空気が流れ込み、ここでも台風由来のゲリラ雷雨が発生しています。
午前11時過ぎの都城市では、車のフロントガラスに強く雨が打ち付けていました。
先を見ていても見通しが悪く、雨が激しく降っている状態が見て取れます。
台風から離れていても激しい空模様となっています。
関東では、このあとの帰宅時間帯もゲリラ雷雨に注意が必要です。
7日の関東はゲリラ雷雨が発生するなど、大気の状態が非常に不安定な天気となりました。
午後1時過ぎの千葉・市原市では、車のワイパーを最大にしても追いつかないほど激しい雨が降っていました。
一方で、空を見ると青空が少し見えていました。
カメラが捉えたのは都心にかかる雨柱。
品川区では朝から激しい雨が降るなど、天気の急変が朝から発生していました。
これらのゲリラ雷雨は、台風から送り込まれる湿った暖かい空気が原因とみられています。
現在も台風13号の暴風域に入っている沖縄県。
7日午後、沖縄県本島北部で線状降水帯直前予測が発表されました。
一部の地域でレベル4の大雨危険警報が発表されるなど警戒が続いています。
さらに、ダブル台風のもう1つ台風15号は、お盆休みの列島に大きな影響を及ぼしそうです。
7日朝の東京・羽田空港は、大きなスーツケースを持つ家族連れでにぎわっていて、早くもお盆休みの帰省ラッシュが始まっていました。
長崎駅の改札の外で見られたのは、孫たちの帰省を待つ人たちです。
長崎駅では「おじいちゃんとおばあちゃんと遊びたいね」「色んな遊びとか、花火とか見に行きたい」といった声が聞かれました。
お盆休みがスタートする中、心配されるのが台風15号の進路です。
最新の進路予想では、週明けに東北地方に上陸する恐れがあり、山の日の祝日やお盆休みを直撃する可能性が高まっています。
台風の接近を前に宮城県で行われていたのは、東北三大祭りの1つ「仙台七夕まつり」です。
商店街では、それぞれの店が丹精込めて作った吹き流しなど約1400本の七夕飾りで彩られています。
訪れた人は「キャラクターの飾りだったりとか、学生さんが手をかけて作ってくださったものを見られて、きれいだなと感動しました」「小さいときに仙台に住んでたので、久々に見られて懐かしい気持ちになりました」と話していました。
多くの家族連れなどが訪れていて、立ち止まって飾りを眺めたり写真を撮ったりして楽しんでいました。
七夕まつりの協賛会によりますと、6日、初日の人出は65万9000人だったということです。
仙台七夕まつりは8日まで開催しています。
