「大丈夫か?」「(前が)見えない」

8月6日、台風13号の暴風域に入った鹿児島県の喜界島では、視界がほとんど見えなくなるほどの猛烈な雨風が吹き荒れました。

台風13号の最大瞬間風速は55m。電柱が倒壊する恐れがある猛烈な風を伴い、きょう7日、沖縄本島に最接近する見込みです。

沖縄本島から約360㎞東方にある南大東島では、倒木被害も発生しました。
7日から8日にかけて日本航空と全日空で合わせて461便が欠航。約7万5000人に影響が及ぶとみられています。
台風13号の影響は被災地にも…。

震災で震度6強を観測した熊本県八代市。台風の二次被害を防ぐため、地元の建設業協会と自衛隊が協力し、ブルーシートを貼るなどの応急処置が進められました。

一方、震度7を観測した宇城市では、6日正午ごろ、竹やぶが焼ける火災が発生。

上空から見ると、周囲に多くの住宅が建ち並んでいることがわかります。
現場周辺は地震の影響で断水が続いているほか、台風接近に伴う強風で消火活動が難航。
日付が変わっても消火活動は続けられ、消防によるときょう7日午前0時40分ごろにほぼ消し止められました。
また、火災によるけが人の情報は入っていないということです。

そうした中、台風13号に続き、海上の東側には、台風15号も発生。お盆に関東や北海道を直撃する可能性があります。
台風13号「動きが遅い」
小山内鈴奈アナウンサー:
台風13号、強い勢力で沖縄に接近しているということですが、今後の動きどうなりますか?

天達武史気象予報士:
今動きが遅くなってきているんですよね。台風の進路図を見ると、昼過ぎにかけて再接近しているような状況です。
奄美大島と沖縄本島の間を通過するんですが、時速が20㎞自転車並み瞬間的に55mという風が予想されています。
暴風域が非常に広いというのが特徴なので、かなり広い範囲で鹿児島や熊本も強風域に入っている。
きょうは厳重警戒で、この後動きが非常に遅いんですね。20㎞から15㎞くらいのスピードですから、あす8日になってもまだ影響が沖縄は続くという状況になりそうです。
小山内アナ:
台風13号ですが、記録的な暴風が見込まれるということで、雨と風のレーダーで見ていきたいと思います。

天達気象予報士:
現在は、台風の特に東側北側に雨雲が活発になっています。沖縄本島は今はそれほどでもないんですけども、今こちらの奄美大島のお天気カメラをとろうかと何と思ったら何にも見えない…。そのぐらい雨が強いです。
線上降水帯発生の恐れがあるので、数時間大雨が続いて冠水とか川の氾濫などにも注意が必要です。

沖縄本島のあたりも、動きが遅いので、中心が通過する夕方から夜にかけて巻き込むように、通過した後大雨になるという可能性があります。夜も安全な場所でお過ごしいただきたいと思います。
さらにあす8日の朝にかけて見ていきましょう。

これも動きが遅いんですよね。台風は中心が東シナ海へ抜けていますけれども、今度は吹き返しの風が非常に強くなりそうです。
風速50m前後という風が、さらにあす8日も吹く可能性がありますので厳重警戒でお願いします。
小山内アナ:
では気になる熊本の天気も見ていきます。

天達気象予報士:
熊本は朝の最低気温が、なんと30℃っていうね、もうスーパー熱帯夜のような形になりそうです。
熊本は今までの朝の最低気温、一番下がらなかったのが29.4℃なので、それを上回る可能性がありますから、日中は35℃前後でもちろん熱中症対策をしっかりできることをやっていただきたいんですが、ぜひ声かけをしっかりしていただきたいですね。
「夜も暑さへの備え」というのが必要になってきますので。
ぜひ皆さん声をかけ合って、できる限りの熱中症対策というのをお願いします。
台風15号「近づく前に大雨になる可能性」
小山内アナ:
そして台風15号ですが、お盆前の週明けに北日本に接近の可能性があります。
影響はどれくらいあるんでしょうか?

天達気象予報士:
しっかり渦を巻いているのが13号。比較すると15号はあまり台風としては渦をしっかり巻いていないので、風はそれほど強くないんですけど、これ、13号に比べて雲が広いんですよね。これは、おそらく雨台風になります。

進路図を見ていきましょう。
中心の北側に雨雲が広がっているということは、割と中心が近づく前に大雨になるタイプの台風ですね。まだ全然実は進路が定まっていないんですよ。
予報円、12日(水)に北日本にかかっているんですけど、まだこれ北海道なのか、もしかすると関東の周辺という可能性もあるので、接近する前に雨が来るので、上陸がどうとか、そういうことはあまり考えなくていい台風、近づく前の雨雲レーダーを見ていただきたいです。
10日(月)以降、注意が必要になります。
東京も予想ガラッと変わる可能性
天達気象予報士:
来週にかけても西日本は、特に九州中心に福岡も35℃以上の猛暑日が続きます。
沖縄の那覇はあすもまだ大雨続くんですよね。
動きは遅いです。その後もぐずついた天気が続きそうですね。

東日本・北日本は、台風の影響と言いつつ、まだマークには現れていないんですが、11日以降は急な雨に注意が必要になってきますし、コースによっては新潟、東京、名古屋も来週は予報がガラッと変わってくる可能性があると。

どちらにせよ結構、台風が近づくと、スコールみたいな雨がザーッと降りますので、そういう状況が来週は続く。
週末は晴れて暑いということ。ただ山沿いは結構、夕立のような強い雨があるので、山のレジャーを考えている方は急な雷雨に注意が必要なのと、海は結構荒れているので、引き続き2つの台風の影響でレジャーは気をつけていただきたいと思います。
(「ノンストップ!」8月7日放送より)

